総務省の労働力調査によると、今年1月の完全失業率(季節調整値)は2.4%で、前月比0.2ポイント上昇した。男性は2.4%で前月と同率。女性は2.2%で同0.2ポイント上昇した。
2017年6月から32カ月連続の2%台。前月まで2カ月連続で2.2%と、92年10月以来、およそ27年ぶりの低水準だったが、1月は上昇に転じた。
同月の完全失業者数は159万人で、前年同月比7万人減少。このうち「勤め先や事業の都合による離職」が2万人減少。「自発的な離職(自己都合)」が3万人減少。「新たに求職」が3万人減少。
同月の就業者数は6687万人で、前年同月比59万人増加。このうち「宿泊業、飲食サービス業」は407万人で、前年同月比8万人減少した。